「向かい合う辺が等しい」「対角が等しい」って当たり前だよね。二等辺三角形の特徴はと聞かれたら「二組の辺が等しい」と書いてあるまんま答えるのと同じレベルだよね。つまり、何が言いたいかというと、問題文で平行四辺形と書かれてたら「多分、2本の対角線がそれぞれの中点で交わる」を使うかもしれないなと想像しながら問題文を読み進めて欲しいのです。そして、図にその特徴を書き込む。解く、考える前に、まずは特徴を書き込むだけ。この餌撒き作業をせずにいきなし解こうとするから手が止まるんです。当塾では、2本の対角線をそれぞれの中点で交わるように書かせてから、各頂点を結んで四角形を描く練習をさせてます。書いてると飽きるから交わる角度も代えさせて。次は、2本の対角線が同じ長さ。つまり各頂点と中点の長さが4つとも同じ場合の四角形はどんな形になるかな?また、それらが直角に交わる場合は?自らの手で描かせることで中学生だけでなく、小学生でも平行四辺形の特徴を覚えることができました。