R6年11月上旬に実施された遺愛女子中学第二回オープン模試にて、当塾生の4科目合計点が前回より約20点アップしました。特に良かったのがやはり算数と、そして今回は社会もです。算数は100点満点中80点で、平均点より+19点。第一回オープン模試後は目新しいことはやらず、中1中2の方程式の文章問題を中心に行ってきました。唯一違ったのは、第一回後に飛び級で中1の集団クラスにも入ったことでした。私がご提案したのですが、保護者様はご理解され、快く即決されました。結果、生徒さんの成績は超短期間で指数関数的に伸びたのです。つまり、保護者様の判断が正しかったということです。私は、これが小集団の良い効果だと確信してます。特に目立って伸びた社会は、前回7割が、今回は9割でした。私から見たらほぼ満点ですwww。受験した中学校様からも「とても高い学力です。今後が楽しみです」とコメントをいただきました。前塾では、泣かされ、トイレに逃げ込んでた子が、今は堂々と試験で結果を出してます。立派です。私はこの生徒に、「成績上がったのは、この塾を見つけてくれたお母さんのおかげだよ。感謝しようね」と常々話してます。
It is not too much to say that candidates who master arithmetic will pass junior high school entrance examination.
遺愛中ではオープン模試の個別成績を公開してくれます。寸評付で自分の弱点が分かりますので、面倒見がとても良い学校ですね。女子児童にお薦めの中学です。当塾の生徒の成績は、国語、社会、理科の平均点との差よりも、算数の差の方が大きく開いてました。やはり今回も中学受験は算数で決まるは本当でした。無事、中学受験の第一関門を突破できたので、この児童には、しばらくおやすみしてた数検(4級)を再開し、来年1月の合格を目指してもらいます。今週は、合格の余韻に浸っててください。そして次回からまた、頑張ろうね。
遺愛中の入試:算数Ⅰは計算問題。見た目が複雑そうにみえるので、解く前に心を折られる生徒さんが出てくるでしょう。なので、そういう生徒さんには事前に特訓が必須です。計算の練習とペース配分に慣れてなければ、制限時間内に全問正解するのは厳しいでしょう、というお話を先日しました。当塾の遺愛中受験生に、再び算数Ⅰを解かせてみました。もちろん前回とは違う問題です。今度は、なんとミスは2問だけ。いいぞぉ。彼女は日に日に進歩してます。(全問正解しないところが可愛い)と、喜んでいたら・・・先日保護者様も来られて、ママの前で違う学校の過去問をやってみたら、数問間違えました。つまり、対策なしの丸腰で臨んだら、普通の子ならやられちゃうということです。戦う前に敵を知って、対策とって試験に臨みなさいということなんですね。本番のOPENまで2か月あります。焦らず実を詰めていきます。この夏も頑張ろう!
「今日は、第二回OPENの算数Ⅱをやってみようか」「先生、時間計らないの?」30分以内に解こうという意識の表れ、とっても良い傾向です。問題文は4ページあります。さぁ、スタート。残り6分で、最後の難関の1ページ分がまるまる残ってました。「今回は、30分以内に全問解き終わるのは無理かな」そんな不安が過りましたが、なんとこの生徒は制限時間内にとりあえず全問手を付け、やり切ったのです。猛ダッシュしたのでしょう。えらい。私は、しっかりやりきった事を褒めました。結果は、ギリギリ合格のボーダー上。問題文の読み間違え、図の描きミス&勘違い等まだまだ緩い箇所が沢山見受けられます。この緩々のところに8末までに芯が入ってくれば、化けて一段階上のレベルに行けるでしょう。楽しみです。個別指導だと生徒は自分一人だけになるので、周りとの比較がなく、また甘えも許されるため、どうしても小学生が自覚するのは難しいでしょう。幸いこの生徒さんは自習にくるので、他の生徒の姿を目の当たりにし、刺激を受けてます。「暗算禁止」このセリフを中3の授業中に聞いたこの小6は、まるで自分が言われてるかのように何度も頷いてましたwww。
いよいよ7月に入ったので、遺愛中の昨年の第1回オープン模試の過去問、算数Ⅱ(20問 30分)をさせてみました。問題文を見たことのある保護者様なら「我が子が、これを30分以内に全問解けるのか?」とご懸念されると推察します。うちの生徒は、なんとかギリ30分で解答し終えました。これは、物凄い進歩です。正解数、不正解数は置いといて、とにかくこの問題数をこなすことは決して無理ではない、ということが実感できれば、試験当日も恐れなくなります。まずは、育成第一関門突破です(祝)。あとは、運が良ければ答えもあってるでしょうw。実際、うちの生徒は、手も足も出なかったのは最後の1問だけ。この最後のは正直難しいです。絵に描き、どういうことか、どのように考えたらいいのかを最初に思いつかないと厳しいです。そこ以外では、スラスラと手が進んでました。もちろん不正解もあります。しかし、計算ミスレベルなので修正は十分可能なので心配しておりません。この細かいところに気が付いてミスしなくなると、とんでもない成績になるでしょう。まぁ、そこまでたどり着くのが、また更なる努力が必要なんですけどね。是非、乗り越えて欲しいです。
<前回からの続き>算数Ⅰは計算問題なので、計算に慣れればすぐに点数上がります。やっかいなのが算数Ⅱ、思考力を問われる文章問題です。計算してて途中でわからなくなって手が止まる。よくあるパターンです。そんな時は問題文を読み直せば良いのですが、大概の生徒達は何故かこれをしません。出来なんです。ただただ、僕、私にはこの問題は無理、出来ない、となり手がピタッと止まります。。ここで、冷静に自分の理解の間違いを疑い、問題文を読み直すようになってきたら、その子は確実に偏差値上がります。保障します。ここが大きなターニングポイントだと思ってください。我が子のその時期が来るのを期待して待ちましょう。当塾では、成功した先輩の実例を伝えてます。小さな塾なので各学年在籍者の名前は聞いたことあるはずです。良い成績をとった時の情報を共有してます。最初は君と同じでこうだったんだよ。でもね、彼は、彼女は・・・したから見事合格したんだよ。良い例は見習った、真似した方が得だよね。と。
遺愛中の入試の算数はⅠとⅡに分かれており、それぞれ30分50点ずつで計100点満点です。まず算数Ⅰは計算問題で、40問もあります。ということは1問に1分かけて解いていたら間に合わないということになります。塾の小6は、先日の自習時間に、過去問プリント5~6枚をひたすらこなしてました。自習時間、即ち隣の席では上の学年の生徒たちが授業を受けているので、自分だけ寝たりさぼったりできません。(まぁ寝たりはしませんけど・笑)。小学校の宿題也、与えられた課題をやるしかないんです。今回の算数Ⅰの結果は、もちろん満点ではありません。満点なら、いますぐ入試に受かります、しかも特待生で、多分。うちの生徒は、まだまだ間違えます。しかし、私は責めません。間違えた個所に赤チェックをいれさせ、後日解き直し。出来るようになればいいんです。算数Ⅰは計算問題だけなので、計算に慣れればすぐに点数上がります。なので、計算問題は、ただの修行と思えばいいんです。やればやるほど点数UPします。やっかいなのが、次の算数Ⅱなんです。<次回に続く>
弊塾では、他の学年の時間帯に自習が可能です。今の時期、中学受験を控えてる小6が自習に来てます。自宅で行うよりも、刺激を受けていいかもしれませんね。この日は中1の時間でした。歴史と数学は小6でもわかる範囲でしたので、臨時に参加させました。「方程式の利用」は、中学入試でも出題されますからね。問題数の少なめの「クライミング100」は飽きがこないのでピッタリ。確かに小6にはちょっと難しいかもしれません。しかし、しっかり刺激を受け、くらいついてきます。この日は「長いす問題」に関しては「新中学問題集・発展編」を使いました。確かに間違えやすい。でも、脳をフル回転させてるので確実に偏差値上がってくるはずです。今日やった問題は、次回まで解き直し(復習)してくること。ノート提出だよ。二人とも、しっかり復習してきてね。
先日、児童が「流しそうめん好き」と言ったので「ながしそうめんの流れ遅いから、速くしようか」「じゃぁ、球磨川なみにね」「最上川なみ」「富士川なみに」。なんちゅう会話になってしまったんだw。
今日の地理は、国内の湖、湾等と半島編。
サロマ湖、洞爺湖、津軽海峡、陸奥湾、十和田湖、八郎潟、田沢湖、猪苗代湖、諏訪湖といえば天竜川。浜名湖といえばウナギ。宍道湖、若狭湾、伊勢湾、琵琶湖、関門海峡、有明海。三陸海岸、九十九里浜。知床半島、男鹿半島、房総半島、伊豆半島、渥美半島、知多半島、能登半島、伊勢半島、紀伊半島、島原半島、大隅半島、薩摩半島。
あとは、島をやれば地名はほぼ終わります。
前回位から、この児童は自分で地図帳を持ってきてます。もちろん塾にもあるので、いままでは塾のを使ってましたが、自分のを持参したのです。今まで、自分の地図帳を持参した子はいませんでした。普段でも、自宅で地図帳を開いてる、見ることに抵抗がないということです。
確かに、地図のめくり方、位置の見つけ方も速くなってます。地理の苦手意識も薄らいできてます。いいぞぉ。
遺愛中の過去問を見ると、群数列が出題されてました。群数列の解き方にはコツがあります。まず、① 群数列(ぐんすうれつ)という呼び名に慣れましょう。② 見つけたある規則毎に、しりき棒で区切った後、数列の上に第一群、第二群、・・・と、群に名前をつけます。③ 最後に、各群の個数を下に書きます。これで下準備は終わり。あとは、この区切った群数列を俯瞰し、個数などとの関係に気が付いたら勝ちです。<解法1>各群に含まれてる個数を足していくと・・・公差1の等差数列になってますね。1+2+3+・・・+10=55番目ですので、ここから残りを順に足していけば、いずれ100番目の順番になります。つまり「力技で足していけば」いつかは辿りつけます。<解法2>もし、番目の数が力技では辛い大きな数の時は、等差数列の和Sの式を使いましょう。今回は平方数に慣れてると楽です。一般形として、さらに右側に、第(n-1)群と第n群も作っておけばパーペキ。遺愛中の過去問のは、画像の問題より複雑で難しいです。あれを普通の小学生が初見で解くのは厳しいでしょうね。※今回は、小学生なので(n-1)群は使いませんでした。